完成写真だけでは、わからない。「つくらし」が大切にしている、見えなくなる場所。
完成した住まいを見ると、どうしても最初に目に入るのは、間取りやキッチン、無垢の床、壁の仕上がりです。
でも、私たちがリノベーションで大切にしていることは、それだけではありません。
床の下を通る配管。
壁の中につくられる下地。
そして、図面だけでは決めきれないことを、現場で一つひとつ確認していく時間。
どれも完成してしまえば、ほとんど見えなくなります。
今回は、普段なかなかお見せすることのできない「つくらし」ができるまでを、リノベーション前から工事中、そして完成までの写真とともにご紹介します。
【BEFORE】ここから、新しい暮らしを考える。
まずは、リノベーション前のお部屋です。






まだ十分に使えるところもあれば、今の暮らし方には少し合わなくなっているところもあります。
「もう少しリビングを広くしたい」
「家族と話しながら料理ができるキッチンにしたい」
「玄関にもう少しゆとりがあったら」
「収納を、必要なところに必要な分だけつくりたい」
住まいに暮らしを合わせるのではなく、これからの暮らしに住まいを合わせていく。
そこから「つくらし」のリノベーションは始まります。
既存の住まいの状態を確認しながら、残せるものは活かし、必要なところにはしっかり手を入れる。
ただ新しくするのではなく、
「ここで、どんな暮らしをしたいのか」
を考えながら、一つひとつ決めていきます。
1.完成したら見えなくなるからこそ、大切にしたいこと。
解体が進んだ現場では、普段の暮らしでは見ることのないものが姿を現します。
床の下にある給水・給湯管や排水管なども、そのひとつです。
中古マンションのリノベーションでは、キッチンや壁、床などの見た目を新しくすることだけではなく、今まで見えなかった部分の状態を確認できることも大切だと考えています。
今回の住まいでも、既存の状態を確認したうえで、リノベーションで更新できる専有部分の配管などを見直していきました。

完成すると、きれいな床の下に隠れてしまいます。
だからこそ、工事をしている今しか確認できない場所があります。
私たちは、そんな「完成したら見えなくなるところ」も大切にしながら、住まいをつくっています。
2.壁をつくる前だから、暮らしを考えられる。
次の写真は、壁や部屋の仕切りをつくっている途中です。

木の下地だけが並んだこの状態を見ると、
「ここが部屋になるの?」
と思われるかもしれません。
でも、この何も完成していない状態だからこそ、これからの暮らしを想像できます。
たとえば、
「ベビーカーも安心して置ける玄関として広くしたい」
「キッチンから家族の走り回れる様子が見えるようにしたい」
「ここに家族の洋服が全部収まるぐらいの収納をつくろう」
「ちょっと仕事のできる場所がほしい」
など。
既存の間取りに暮らしを合わせるのではなく、ご家族の暮らし方から間取りを考えていく。
もちろんマンションですから、構造や配管などによって変えられない部分もあります。
その条件も一緒に確認しながら、
「できること」と「できないこと」を整理して、その住まいだからできる暮らしを考えていきます。
それも、リノベーションの面白さだと思っています。
3.図面だけでは決めない。現場で一緒に考える。
工事中の現場では、図面を見ながら何度も確認を行います。


図面では良さそうに見えていても、実際にその場所に立ってみると、
「もう少しこちらの方が使いやすいかもしれない」
「この高さならどうだろう」
「ここからキッチンを見ると、こんなふうに見えるんだ」
と、新しい気づきが生まれることがあります。
だから「つくらし」では、図面だけですべてを決めるのではなく、必要に応じて現場でも確認しながら住まいをつくっていきます。
写真に写っているのも、そんな工事途中での打ち合わせの様子です。
家を「買う」というより、
自分たちの暮らしを、一緒につくっていく。
私たちは、この時間も「つくらし」の大切な一部だと思っています。
【AFTER】そして、すべてが見えなくなる。
工事が進むと、先ほどまで見えていた配管は床の下へ。
木の下地は壁の中へ。
職人さんたちの仕事も、少しずつ見えなくなっていきます。
そして最後に見えるのが、完成した「つくらし」です。






福岡県・耳納連山周辺の杉を使った無垢の床。
自然素材の壁。
家族の暮らし方から考えた間取りや収納。
玄関からリビングへ入り、素足で無垢の床を歩く。
木の香りを感じながら、家族がそれぞれ好きな場所で過ごす。
そんな何気ない毎日の心地よさを、私たちは大切にしています。
「つくらし」では、戸建てでは選ぶことのできる本物の自然素材での心地よい暮らしを、マンションでも選べるようにしたいという想いから、住まいづくりを続けてきました。
完成する前だから、一緒に考えられることがあります。
一般的に住まい探しというと、完成した部屋を見て、
「この間取りでいいかな」
「このキッチンでいいかな」
と考えることが多いと思います。
でも、「つくらし」には、もう一つの選び方があります。
まだ完成していない住まいを見ながら、
「私たちだったら、ここでどんな暮らしをしたいだろう?」
と考えることです。
実際の日当たりや窓から見える景色、風の通り方を感じながら、図面を広げて一緒に考える。



そこから、
「ここに大きなテーブルを置きたい」
「子どもが遊んでいる姿をキッチンから見たい」
「家族みんなが使える収納がほしい」
と、少しずつ自分たちの暮らしが見えてきます。
完成した住まいを選ぶのではなく、
住む人と一緒に、これからの暮らしをつくる。
それが、私たちが「つくらし」という名前に込めている住まいづくりです。
日本本来の暮らしを、次世代へ。
大切な家族と長く過ごす住まいだからこそ、見た目の美しさだけではなく、心と身体が健やかに、心地よく暮らせることを大切にしたい。
地域の木や自然素材を使い、職人さんたちと住まい手が一緒になって、これからの暮らしをつくっていく。
そんな住まいづくりを、これからも続けていきたいと思っています。
くらしに、もっと健康を。
くらしに、もっとワクワクを。
ふくろう不動産は、「日本本来の暮らしを、次世代へ。」という想いのもと、心身ともに健やかで豊かな暮らしをデザインしていきます。
つくらしを、実際に見てみませんか?
福岡市東区の名島・松崎・千早周辺を中心に、「つくらし」の住まいづくりを続けています。
完成した住まいだけでなく、タイミングによってはリノベーション前や工事途中の住まいをご覧いただけることもあります。
完成写真を見るだけでは分からない「つくらし」を、ぜひ実際の住まいで感じてみてください。