どんな家に住むか。その前に、どこで暮らすか。
家族の時間と、街の時間から考える「つくらし」の住まい選び。
住まいを探し始めると、
駅から何分なのか。
何㎡あるのか。
何LDKなのか。
築何年なのか。
どうしても、そんな条件から見てしまいます。
もちろん、どれも大切なことです。
でも私たちは、その前に考えてみたいことがあります。
「この場所で、家族はどんな毎日を過ごすのだろう。」
ということです。
住む場所も、家族の暮らしの一部

家族の暮らしは、家の中だけで完結するものではありません。
仕事へ行く。
子どもが学校へ行く。
買い物へ行く。
休日には家族で出かける。
そして、一日の終わりには家へ帰ってくる。
駅までの距離だけではなく、
学校までの道。
周りの住環境。
街の静けさ。
窓から見える景色。
自然との距離。
そうしたものも、毎日の暮らしをつくっています。
だから私たちは、マンションそのものを見るのと同じくらい、
「どこで暮らすのか」
を大切にしています。
新しくつくられた千早と、昔から人が暮らしてきた名島・松崎
私たちが長く住まいづくりを続けてきたのが、福岡市東区の千早・名島・松崎です。
千早は、この20年ほどで大きく街が変わってきた場所です。
JRと西鉄の駅があり、博多方面をはじめ、さまざまな場所へつながっています。
新しいマンションが建ち、街並みも変わり、多くの家族が暮らす街になってきました。
一方、そのすぐ隣には、昔から人の暮らしが続いてきた名島・松崎があります。
新しくつくられてきた千早と、長く人が暮らしてきた名島・松崎。
それぞれ違う時間を重ねてきた街が、今ではひとつの生活圏としてつながっています。
新しい街の便利さを身近に感じながら、少し離れると、昔から続く住宅地としての暮らしがある。
私たちがこの地域に魅力を感じている理由のひとつです。
便利さは身近に。暮らしは、少し穏やかに。

便利であることは、暮らしにとって大切です。
仕事へ行く。
買い物へ行く。
休日に家族で出かける。
少し離れた実家へ帰る。
家族が暮らしていると、毎日の移動は駅と家の往復だけではありません。
だから、いろいろな場所へつながっていることも、暮らしやすさのひとつです。
でも、便利だからといって、必ずしも街の真ん中で暮らす必要もありません。
都市へのつながりを身近に持ちながら、
家へ帰れば、住宅地としての穏やかな時間がある。
便利さと、心地よさ。
その両方を家族の暮らしの中に持つことができないだろうか。
千早・名島・松崎で長く住まいづくりを続ける中で、私たちはそんなことを考えてきました。
今の暮らしだけではなく、これからの街も見る
住まいは、長く暮らす場所です。
子どもが小さい今と、10年後では、家族の暮らしも変わっていきます。
そして同じように、街も少しずつ変わっていきます。
千早・香椎、その先にはアイランドシティ。
反対側の貝塚では、新しいJR駅の開業が予定されています。
さらにその先の箱崎では、九大箱崎キャンパス跡地を中心に、新しいまちづくりが進んでいます。
その間にあるのが、私たちが長く住まいづくりを続けてきた名島・松崎の住宅地です。
周りの街が変わり、少しずつ便利になっていく。
その変化を身近に感じながらも、自分たちが暮らす場所には、住宅地としての穏やかな時間が流れている。
私たちは、今便利かどうかだけではなく、
「この場所で、これからどんな時間を重ねていけるだろう。」
という視点でも、住む場所を見ています。
窓の先にあるものも、暮らしの一部

住まいの中から見える景色も、その場所だからこそ生まれるものです。
現在、名島5丁目で進めている
「つくらし千早駅南17 シルフ・スカイガーデン」
の窓の先には、名島・松崎の穏やかな街並みが広がり、その向こうには三日月山を望むことができます。
便利な街のすぐそばで、こんな景色を眺めながら暮らす。
これも、この場所だからできる暮らしです。
間取りは、リノベーションで変えることができます。
床や壁も変えることができます。
でも、窓の先にある街や景色は、リノベーションだけではつくることができません。
だからこそ私たちは、家の中だけではなく、その場所まで含めて住まいを考えています。
場所を選び、その中に心地よい暮らしをつくる

そして、場所を選んだ先にあるのが、住まいづくりです。
家へ帰ったとき、家族がほっとできること。
杉の無垢床の足ざわり。
自然素材の心地よさ。
光の入り方や、風の通り方。
そこに、二重窓など、今の暮らしに必要な性能も重ねていく。
昔の暮らしに戻るのではなく、
日本の暮らしの知恵に、今の技術を重ねていく。
場所を選ぶことと、住まいをつくること。
その両方から、家族が心地よく暮らせる毎日を考える。
それが、私たちが考える「つくらし」です。

どこが一番いいか、ではなく
千早がいい。
名島がいい。
松崎がいい。
私たちは、そういう決め方をしたいわけではありません。
駅への近さを大切にする家族もいれば、学校や住環境を大切にする家族もいます。
住まいの広さを優先することもあれば、予算とのバランスを考えることもあります。
家族によって、大切にしたいものは違います。
だから、
「どこが一番いいか」ではなく、
「私たち家族には、どこが合うだろう。」
と考える。
街を知っているから、比較できる。
比較できるから、その家族に合った住まいを一緒に考えることができる。
それも、私たちがこの地域で長く住まいづくりを続けてきた意味だと思っています。

家族がこれから重ねていく時間まで
住まいが完成した瞬間が、ゴールではありません。
そこから、
春、夏、秋、冬。
いくつもの季節を重ねながら、家族の時間が育まれていきます。
小さかった子どもも、少しずつ大きくなっていく。
家族の暮らし方も変わっていく。
そして、暮らしている街も少しずつ変わっていく。
だからこそ、
どんな家に住むのかだけではなく、
どこで、どんな毎日を重ねていくのか。
今の暮らしやすさだけではなく、その先の家族の時間まで想像しながら、住まいを考えていきたいと思います。
日本本来の暮らしを、今の家族の暮らしへ。
暮らしに、もっと健康を。
くらしに、もっとワクワクを。