ブログ

BLOG

新入学や進級の季節には、お子さんの成長を感じるとともに、自分自身が年齢を重ねてきたことを実感しますよね。

また、ゴールデンウィークなど長期休暇になると、帰省などでご実家へ行く機会があり、ご両親の老いを感じることもあるかもしれません。

もちろん、ご実家で暮らしているご両親が、いつまでも元気でいてくれることが一番望ましいことですが、老いは誰しも訪れます。

子どもの頃からの思い出が詰まっていて、ご家族とともに過ごしてきたご実家に対して思い入れは深いものの、長期休暇などでないとなかなか帰れない…。今後、ご実家をどうしよう…。と漠然と心配しておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなに相続財産は多くないと思うから、うちは大丈夫だろう。そう考えておられる方も多いと思います。
意外かもしれませんが、相続で揉めるケースの75%は 5,000万円以下のケースで、その内30%以上は1,000万円以下のケースが占めているそうです。(総務省統計局のデータ参照)

ご実家が持ち家の場合、こちらに該当するという方も多いのではないでしょうか。

後に、トラブルを生まないように、事前に考えておくことも、相続の有効な対策といえると思います。

超高齢化社会と言われるようになって久しく、元気な高齢者の方も多く見受けますよね。
それでも、やはり老いは訪れるのです。
なんと、2025年には認知症の人の数は約700万人になり、65歳以上高齢者におけるその割合は約5人に1人に上昇すると推計されているそうです。

認知症と診断されると、程度によりますが、ご本人で不動産の売買することができなくなることがあります。
そういった時のために、成年後見制度という制度があります。

成年後見制度は認知症・知的障害や精神障害など、自身で財産管理や身上保護が困難になった方の意思決定を尊重し、支援を行うための制度です。

身体疾患で話せなくなったり、識字が出来なくなった場合でも、意思表示が困難とみなされるケースもあります。
その時には、成年後見制度の利用が必要になるケースもあります。

ご両親がご健在の内に、ご実家のことについて話し合い、遺言書と遺産分割協議書を作成しておくのも良いかもしれせんね。

不動産の売買、特に売却のことはよくわからない方が多いと思います。
ふくろう不動産では物件の買取も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

現在販売中のつくらしは【こちら

  • LINE