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2025.11.09
先月のブログでお知らせしておりました通り、オーナー様のご厚意によりご入居前のリノベーションマンションを特別にご案内させていただきました。リノベーション協議会が主催する「RENOVATION NOW!!!!!!!!」の開催に合わせて、1日限定のリノベ現場視察ツアー「フクオカリノベツアー2025」でも、ご見学させていただきました!



「これからここでどんな暮らしがしたいか」というお客様の夢やご要望を打ち合わせから始まります。この度完成した『つくらし』も、お客様の具体的なご希望を丁寧に反映し、設計から素材選びまで、お客様と二人三脚で創り上げた特別な空間です。
「プランニングを楽しみながら、ご家族の暮らしをイメージして設計された空間」に、センタードア、室内窓には特注製品を採用し、細部にまでこだわりが詰まった、唯一無二の住まいに仕上がっています。
約80㎡超の広さを存分に活かした、お客様の想いが詰まった住まいをご紹介します。


▶リノベーション前 ▶解体後

▶リノベーション後
この度ご紹介する空間は、広々とした開放感を保ちながらも、各エリアが機能的に区切られた、ゾーニングが実現しています。
例えば、リビングとダイニングの間には、視線は通しつつも空間を緩やかに区切るスラットウォール(ルーバー壁)を採用。完全に壁で閉ざすことなく、光や風の流れを遮らないため、広がりを感じさせながらも、それぞれの空間に独立した雰囲気が生まれています。
また、床の素材を切り替える工夫も見逃せません。例えば、キッチン部分に施されたタイル敷きは、視覚的にゾーニングの境界を示すだけでなく、お手入れのしやすさという機能的な役割も果たしています。また、キッチン前面に設けられた小上がりスペースは、無垢床の段差という立体的な要素によって、休憩や団らんをを演出。座る、寝転ぶといった行為を自然と促し、空間にメリハリを与えています。
そして、ワークスペースは個室として区切られているため集中して作業ができる場所でありながら、大きな室内窓があるため、リビングで過ごす家族とのつながりも感じられます。
このように、壁を作らずに、スラットウォール、タイル敷き、小上がりといった異素材や段差を巧みに組み合わせることで、広い空間が分断されることなく、それぞれの用途に応じて有効に区切られています。
今回、ご見学に来られた方々も、無垢床とタイルの異素材の組み合わせについて、「切り替えがこんなに目立たないことに驚きました。」、「無垢材が見た目の温かみだけでなく、触れて温度差があることを実感しました。」と話されていました。


この動線は、妊娠中の方や小さなお子さまがいるご家庭、アウトドアの趣味があるご家庭にオススメです!
お子さまのベビーカーや砂場セット、ボールなど、泥や砂などがついていてもそのまま保管できます。妊婦さんだとおなかが大きくなると足元が扱いづらくなったり不便なこともありますが、荷物を腰高に入れ替えができ、椅子を1脚置くだけで、ご自身の靴の着脱はもちろん、上のお子様のお世話の不便さを少し解消できます。
また、ゴルフやサーフィン、キャンプ道具などが趣味の方にも、少し土間が広がるだけで、保管やお手入れなどがとても楽になります。
ご見学時、「マンションが広いからこそできる間取りですね。」とお話されたのですが、本当にその通りだと思いました。
不動産は、物価上昇によるコスト増加、家族のカタチの変化(単身者、夫婦だけ、夫婦+子ども1人など)が小さくなっていることもあり、1戸当たりの面積が縮小傾向にあります。
既存マンションはファミリータイプであれば70~80平米という面積は選択肢が多く、割安に専有面積を広げられ、リノベーション後は新しい空間になるというのは大きなメリットではないでしょうか。


ご見学で「洗面所にタイルを貼りたいと言ったら、職人さんにお願いするのがとても高額だったけど、こちらの物件だとキッチンもあるから一緒にやってもらえるのね!」とお話された方がいらっしゃいました。確かに、職人さんを一人確保し、一部のためだけに依頼すると高額に感じるかもしれませんね。
『つくらし』では、天然の空気清浄機として珪藻土の塗り壁をオススメしています。そのため、洗面所のタイルだけに来てもらうことはなく、塗り壁・キッチンタイル・玄関タイル、すべてをまとめて施工されるので、同じ部位だけでみると割安になるかもしれませんね。

ふくろう不動産の『つくらし』は、「つくる×くらし」。
ふくろう不動産が所有する既存マンションからお選びいただき、リノベーションを行うことができます。ふくろう不動産の所有するマンションをお選びいただくと、弊社は売主になりますので、通常の不動産売買で仲介手数料が必要ありません。
例えば、3000万円の場合、仲介手数料(3%+6万円)が96万円が不要となるので、その分をリノベーション費用に充当することができ、お得になります。
リノベーションは、ただ物件を綺麗に作り変えることではありません。
ご希望によって、キッチンの向きを変更したり、壁を抜いて間取りを組み替えたり…。「こんな家に住みたい」というあなたの理想を、ぜひお聞かせください。
▶ご見学・ご相談は【こちら】