家に帰ったとき、ほっとできる。自然素材と今の技術から考える「つくらし」の住まいづくり。
住まいをつくるとき、
どんな間取りにするか。
どんなキッチンを選ぶか。
どんなデザインにするか。
もちろん、どれも大切です。
でも私たちが「つくらし」で最初に考えているのは、
「この家で、家族にどんな時間を過ごしてほしいのか。」
ということです。
一日の終わりに家へ帰ってきて、玄関を開ける。
杉の香りがして、
無垢の床に触れ、
少しほっとする。
そんな何気ない毎日をつくることが、私たちの住まいづくりの出発点です。

毎日、身体に触れるものだから
「つくらし」では、杉の無垢床や珪藻土、本畳など、自然から生まれた素材を大切にしています。
床は、毎日足が触れる場所。
壁は、家族が毎日過ごす空間を包むもの。
畳の上では、座ったり、寝転んだり、子どもが遊んだりすることもあります。
だからこそ、見た目だけではなく、触れたときの感触や香り、空間の心地よさまで大切にしたい。
自然素材を使うこと自体が目的なのではありません。
家族が毎日過ごす場所を、少しでも心地よいものにしたい。
そのために選んでいる素材です。

カメラマン写真から、杉の床の素材感と、実際の暮らしの空間が一緒に分かる写真をお願いします。
床だけのアップより、LDKなどの中で無垢床がどう見えるかが分かるものを優先してください。
ビルの一室でも、自然に包まれる空間はつくれる
「自然と暮らす」と聞くと、山や森の近くに建つ一戸建てを想像するかもしれません。
でも「つくらし」がつくっているのは、中古マンションが中心です。
街の中にあるマンションでも、
杉の無垢床。
自然素材の壁。
畳。
光や風。
そうしたものを一つひとつ重ねていくことで、家へ帰ったときに自然を感じられる空間はつくれると考えています。
便利な街で暮らしながら、
家へ帰れば、少しほっとできる。
都市で暮らすことと、自然を感じながら暮らすこと。
その二つを分けなくてもいいと思っています。

畳に、ごろんと横になる
畳の上に座る。
疲れたら、そのままごろんと横になる。
子どもが遊び、その横で大人がくつろぐ。
特別なことではありませんが、そんな時間も日本の暮らしの中に昔からあったものだと思います。
「つくらし」では、熊本・八代産のい草を使った本畳も取り入れています。
い草の香り。
触れたときの感触。
そして、畳の上で過ごす家族の時間。
できるだけ身近な地域で育った素材を、毎日の暮らしの中へ。
私たちは、そんな考え方を
「暮らしの地産地消」
として、これからも大切にしていきたいと思っています。

自然素材だけでは、心地よい住まいにはならない
ただ、自然素材を使えば、それだけで心地よい住まいになるわけではありません。
日本の夏の暑さも変わってきました。
マンションでは、外からの音や暑さ・寒さなど、その住まいごとに考えなければならないことがあります。
だから「つくらし」では、自然素材の心地よさを大切にしながら、二重窓など、今の暮らしに必要な技術も取り入れています。
外から入ってくる熱や、外へ逃げていく熱をできるだけ少なくする。
冷暖房に使うエネルギーを抑えながら、家の中を心地よくする。
それは、暮らす家族のためだけではなく、環境や、その先の世代にもつながっていくことだと思っています。
昔の暮らしに戻るのではなく、
日本の暮らしの知恵に、今の技術を重ねていく。
これも、私たちが考える「つくらし」です。

完成した住まいを選ぶのではなく、暮らしを一緒につくる
家族によって、暮らし方は違います。
子どもの年齢も違う。
仕事の仕方も違う。
料理の仕方も、収納したいものも、家で過ごす時間も違います。
だから「つくらし」では、完成した住まいに家族の暮らしを合わせるのではなく、
「私たちは、どんな暮らしをしたいだろう。」
というところから、一緒に考えていきます。
畳が欲しい。
子どもを見ながら料理をしたい。
玄関に大きな収納が欲しい。
家族で使える場所が欲しい。
そんな一つひとつの希望を聞きながら、間取りや素材、設備へと形にしていく。
つくる+くらし=つくらし。
住まいができていく時間そのものも、家族の暮らしの一部になればと思っています。

リノベーションすることが目的ではない
私たちの仕事は、リノベーションを完成させることだけではありません。
本当の暮らしが始まるのは、そのあとです。
春、夏、秋、冬。
家族で食卓を囲む。
畳に寝転ぶ。
窓を開けて風を感じる。
子どもが少しずつ大きくなっていく。
いくつもの季節を重ねながら、家族の時間も育まれていきます。
だから、完成した瞬間だけきれいな住まいではなく、
家族が心身ともに健やかに、心地よく暮らし続けられる住まいをつくりたい。
それが、「つくらし」で一番大切にしていることです。

日本本来の暮らしを、今の家族の暮らしへ。
自然素材を使うこと。
畳を残すこと。
省エネ性能を高めること。
間取りを変えること。
どれか一つが「つくらし」なのではありません。
自然とともに暮らすこと。
季節を感じること。
本物の素材に触れること。
家族が同じ場所で時間を重ねること。
日本の暮らしの中にあった知恵や心地よさを大切にしながら、今の家族の暮らしに合う形へつくり直していく。
そして、その暮らしを次の世代へつないでいく。
そんな住まいづくりを、これからも続けていきたいと思います。
日本本来の暮らしを、今の家族の暮らしへ。
暮らしに、もっと健康を。
くらしに、もっとワクワクを。
