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2024.07.12

HEMSって?

HEMSとは?

HEMS(ヘムス)とは、ホームエネルギーマネジメントシステム(Home Energy Management System)の略語です。

HEMSは、分電盤に電力測定装置を設置し、その装置と家電製品をネットワークで接続することで、スマートフォンやパソコンなどの端末で家庭内のエネルギー使用量の状況を『見える化』したり、家電製品を管理・操作することができます。

では、家電製品をネットワーク化することで、エネルギー消費量を『見える化』し、動作状態を管理することに、何の意味があるのか…。
これには世界情勢がとても大きく関係しています。

現在、全世界的に地球温暖化への対策が課題となっており、日本でも2050年までに、カーボンニュートラルの実現が表明されています。
その実現に向け、住宅の基準が変わってきていることや、値上がりし続ける電気代への対応策として、消費電力量を削減する事など、以前のブログでご紹介してきました。

▶過去ブログ
省エネ住宅って?【こちら】
電気代高騰問題について【こちら】

世界的にも、家庭的にもひっ迫しているエネルギー問題。
世界を大きく変えるような活動は難しいかもしれませんが、私たちが家庭において個々に出来ることはあると思います。それは日々無駄に消費してしまっている電力を少しでも削減する事ではないでしょうか。

住宅内のエネルギーを『見える化』し、家電製品を最適に管理することが可能な『HEMS』の活用は、家庭の省エネルギー化を促進するツールとして、いま最も期待されているのです。

『見える化』することによる省エネ効果

リビングや各居室のエアコンや照明、キッチンや浴室での給湯、お風呂の追い焚き・保温など、、家庭内でもエネルギー消費量がそれぞれ違いますよね。

消費電力量を『見える化』する最大のメリットは電力の使用状況を把握し、その中にある無駄を削減できるところです。
HEMSを利用すると、世帯平均で約10~20%の節電につながることが確認されています。

家庭内でそれぞれに、電力量の使用傾向や電力消費の無駄が分かることで、省エネの目標数値が立てやすく、電力使用量に自然と意識が向きやすくなるといえます。

意識が変わると、行動が変わり、省エネの実現度も高まりますね。

身の回りのものをインターネットと繋げて、便利に快適に暮らす

最近では、家電製品がWi-FiやBluetooth機能を備えていることが少なくなく、音声やスマートフォンで指示が出せるものも増えてきましたよね。
これは、IoT(インターネットオブシングス、Internet of Things)という技術で、このような技術を使った家電製品は、IoT家電と言われています。
もしかしたら、ご自宅に導入されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

HEMSとIoT家電を活用したらどうなるのか…

例えば…

「あら、家の鍵をかけたかしら…」と突然、出先で不安を感じたことは誰しもあるのではないでしょうか。
そんな時、出先からスマートフォンで鍵の状態をひと目で確認できます。

最近は日中一段と暑くなり、いよいよ夏本番といった気候ですね。そのような中、保護者が家に不在の際に、締め切られ灼熱状態になったお家にお子様が帰ってきたとき、エアコンを適切に使えるか心配…な方も多いのではないでしょうか。
そんな時に、外出先からスマートフォンで、お子さまの帰宅時間にあわせてエアコンのスイッチを入れることができます。

お子さまでサッカーの試合で、汗まみれ、泥まみれになってしまった…。これでソファーに座ったら、掃除が大変だな…。と思ったことはないですか。
そんな時に、帰宅後お子さまがお風呂に直行できるように、帰りの道中、スマートフォンでお湯はりができます。

このように、HEMSとIoT家電を組み合わせると、毎日の暮らしがとても快適で便利なものへとなります。

もちろん、HEMSを活用したスマート住宅なら、便利なだけでなく、省エネにも繋げることができます。

住宅を省エネ化することで、住宅ローン減税や電気代を節約することができ、それだけではなく、CO2排出量を削減できることで地球に優しい生活を送ることができます。
その日々の小さな積み重ねが社会貢献へと繋がるのではないでしょうか。

つくらし⁺(ぷらす)では、つくらしシリーズの自然素材や室内空気の質の良さに『ぷらす』し、HEMSを活用した、省エネで、心と身体の健康と地球にも家計にも優しい暮らしもご提案ができますので、ぜひご相談ください。

▶HEMSについて詳細は【こちら】
▶IoT家電について詳細は【こちら】

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