BLOG
2024.07.19
家庭のエネルギー消費の約30%を占めているのは冷暖房です。
そして、夏の冷房時に室外から侵入する熱の約7割、冬の暖房時に室内から逃げ出す熱の6割は、窓などの開口部からといわれています。
家庭で約30%を占めるエネルギー消費量を効率的に削減することで、電気代の節約につながるのです。
今回は実際の料金などと併せて、考えていきたいと思います。
・集合住宅(マンション4階建て以上)
・70㎡
・九州地方
上記の条件でのシミュレーションを考えていきましょう。
こちらのマンションはモデルルーム『つくらし千早駅南14』と同程度の広さとなります。
▶つくらし千早駅南14の詳細は【こちら】
つくらし千早駅南14には庭へと続くドアがありますが、今回は一般的な例として、リビングとリビング横の居室に掃き出し窓(引き戸タイプ)が2か所、各個室に窓(引違窓タイプ)が2か所ある場合の想定で考えていきましょう。
二重窓にはLIXIL『インプラス』、Low-E複層クリアガラス(先進的窓リノベ事業Sグレード)を使用したと仮定します。※LIXILの補助金シミュレーションにて算出
①参考商品(商品代+工事費) 600,000円
②補助金額 228,000円
先進的窓リノベを使用した場合の二重窓設置費用は
①-② 372,000円
本来60万円程かかる内窓設置に対し、23万円近い補助金が出て、実質の支払いがおおよそ37万円程度で済むという事です。
光熱費が高騰している昨今、この先何十年という冷暖房費の節約になると考えると、補助金が出ている今、内窓工事をするという事は最良の選択となるのではないでしょうか。
今回、誰でも簡単に算出目安が分かるようにYKK APのHPがら二重窓の施工例のシミュレーションをしています。
▶LIXIL『インプラス』の補助金シミュレーションは【こちら】
これから、梅雨が明け、猛暑になるとエアコンの効きが悪くなってしまいますよね…。
それに、真冬の寒い日には、なかなか温まらない…。
そんな時、冷房の温度を下げたり、暖房の温度をあげたり、こまめに操作することはありませんか。
二重窓を設置すると窓と窓の間の空気層が断熱材の効果を果たし、断熱性が高まります。
また、二重窓により、気密性も高まり冷暖房効率が上がるため、真夏の灼熱や真冬の冷たい外気温の影響を受けづらくなるのです。
外気に影響されづらい=室温を一定に保つことができるということです。
冷暖房の設定温度をこまめに変えることは、電力をより消費することに繋がりますので、その点をとっても二重窓のメリットは大きいと言えますね。
二重窓のメリットは冷暖房効率が高くなることだけではありません。
他にも、結露防止、防音、防犯、内窓サッシによる室内の印象の変化など、色々なメリットがあります。
特に結露問題は多くの方共通のお困りごとではないでしょうか。
こまめに拭いたり、予防シートを貼ってみたり、住まいの手入れをより一層煩わしくさせますよね。
また、結露に関連したカビによって、アレルギーや呼吸器疾患などの身体的トラブルが発生する可能性があるため、注意が必要です。
結露は皆さんご存知の通り、室内外の気温差で発生します。
その点、外気温に影響されない二重窓の設置は、とても有効な対策といえます。
また、つくらしは吸湿性の良い自然素材を使用しているため、適度に換気をするだけ
で、結露の発生を予防してくれる効果があります。
二重窓と自然素材の併用で、結露対策もバッチリですね。
▶過去ブログ『梅雨の季節』の詳細は【こちら】
二重窓により、開口部の気密性が高まるため、防音効果も高まるのは嬉しいですよ
ね。集合住宅の場合は、共用廊下に音が漏れ聞こえるのではないか…。また、生活リ
ズムが異なる夜勤などのある仕事の方だと、日中に眠るには共用廊下の音がうるさく
感じて、なかなか寝付けない。という心配も解消されそうです。
いくら、オートロックマンションといっても、防犯上の対策はあるに越したことはあ
りません。侵入に時間がかかるところに空き巣は入りにくいといわれています。二重
窓には2つのサッシにそれぞれ鍵が付いているため、防犯意識の高さをアピールでき
ます。
二重窓の設置に費用が掛かることは、もちろんデメリットの一つだといえます。決し
て、安くはないですよね…。
だから、国が省エネ効果を期待して、『先進的窓リノベ2024事業』に補助予算1,350
億円を投じているのです。二重窓工事の補助額は、住宅の建て方、設置する窓の性能
と大きさ、設置方法に応じて定額で、一戸あたり5万円~最大200万円までとしてい
ます。
▶過去ブログ『二重窓をお得に!』の詳細は【こちら】
二重窓はサッシが2枚あるため、開閉のわずらわしさは否めません。
これは断熱性・気密性を高めるための、宿命と言えるのかもしれませんね…。それを
解消するには、サッシに複層ガラスを入れるという方法もありますが、サッシ自体の
断熱性があるものでないと、一般的なアルミサッシではサッシの周辺に結露が生じた
りする可能性は否めません。
1か所につきサッシが2枚入っている状態になるので、単純に窓が2倍の量になりま
す。
しかし、窓掃除の枚数が増えることよりも、先にあげた結露やカビの対策の方が手間
がかかるのではないでしょうか。
二重窓に樹脂サッシが使われています。樹脂と言われると、なんかもろいのでは…と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現在は長期間変えることのない水道管や下水管などにも使われている、頑丈で長持ちな『ポリ塩化ビニル(PCV)』が使用されているので、ご安心ください。
また、二重窓を住宅購入時のローンに含めると支払いを長期で分割でき、更に他のローンに比べ利子も安いため、生活への負担も少なく済みます。
この先何十年と電気代を節約してくれることも併せて考えると、かなりコスパの良い設備ではないかと思います。
つくらし⁺(ぷらす)では、つくらしシリーズの自然素材や室内空気の質の良さに『ぷらす』し、そこに家族の『ダイスキ』を詰め込んだ、自分たちだけの『家』をつくれます!
つくらし⁺(ぷらす)は、省エネマンション暮らしで、心と身体の健康と地球にも家計にも優しい暮らしを応援します。
ぜひご相談ください♪